波照間島特集 沖縄県石垣市竹富町波照間
 
 
■波照間港

写真は「波照間客船ターミナル」中は小さな売店と広い待合所。結構がらんとしている。
 売店では小さなスペースに、島の特産品が並べられていた。お客というお客は数少なく、お店の人は時々来るお客さんと話をする。「のどか」という言葉がぴったりだ。

  そして、その「のどか」な雰囲気は港の横の広場にもあった。木陰の中で二匹の牛がなんとも気持ちよさそうに草を食べている。

 島の北側にある波照間港では船が着くとすぐお迎えの車が集まってくる。この港にバスやレンタカーやタクシーなどはある筈もなく、お迎えの車から貸し自転車店の車を聞き出し、そこで自転車を借りるのだ。そう、ここの観光は、ツアーによるマイクロバスか、そうでなければ基本的に自転車に頼るしかない。
 

▲島の南側。左側の白い点に見えるのが「人」
■ 波照間島

沖縄県八重山郡竹富町波照間。東経123度46分、北緯24度3分に位置する波照間島は日本最南端の有人島。その名前は「果てのうるま(=サンゴ)の島」から来たそうだ。その文字の通り、島の北側はサンゴの美しい浜が続き、南側は大きな波が打ち寄せる岩場である。

▲島の北側は美しいサンゴの海と浜が続く
 
■自転車を借りる

 この島の貸し自転車店は各民宿にある。だから探すのはたやすい。「貸し自転車ありますか??」と言いながらお迎えの車を探して乗り、島中央部に向かう。しかしこの自転車、パンクしていたりブレーキが壊れているものが多い。だから「ちゃんとしてるの乗ってね〜」だそうだ。そんなやり取りはなかなか大らか。昔の日本だったらそのくらいのおおらかさが当たり前だったかもしれないが、いつの間に自分たちは「きちんとしなくてはならない」となってしまったのだろうか…。そんな事もふと感じてしまった。

 ちなみに免許があればバイクを借りてもいいが、すぐに全て借りられてしまうそうで着いた頃にはもう既に空きはなし。写真に写っている左側のコレは壊れているのだそうだ(爆)。仕方が無いので平凡なママチャリを選択。だけどブレーキとタイヤの空気が微妙に怪しい。

→道を走るとすぐ面白い光景に巡り合える。これが徒歩や自転車の良い所だ。トラクターの横からちょこんと後ろを向く犬がまた可愛い。この島の流れるスピードはとてもゆっくりだ。一分一秒を争うような東京の時間と格段に違う。それは人が人でいられるスピードなのだろうか。時間に追われることなく自分の時間を守り通している。
※近年、 石垣市・周辺への安易な移住が問題になっています。自然も生活風景も魅力的に映りますが、ここに来てみると収入面での問題があり、現実は難しく感じます。これが良く感じるのはあくまでも旅行者の目から見たものであり、生活を考える方は、自分自身が島や付近住民にどのように役に立てるかを含めてもう一度考えてみることが必要です。特に小さな島の環境は健康な時だけでなく、いざ病気になった時のことも考える事が必要(参考:与那国島)です。
 
■町を抜ける

 町は古い建物、新しい建物が入り混じる。観光としての町ではなく、ホントに普通の町を感じる瞬間だ。観光であれば気候風土に関係なく綺麗にしがちだが、ここは飾りの無い本物の町、本物の人がいる。

 左は石垣。よく見れば石ではなくサンゴなのである。この地は台風のメッカ。この島の石垣は台風から家を守るためなのであろう。このような景色が続く。守るといえば、右側の写真もそうだ。新しい建物でも、しっかりとシーサーが建物を守っている。沖縄県ならではの注目すべき光景だ。

 さて、自転車で向かう先は日本最南端の碑。やはりここに来たら必ず寄ってみたい場所である。この町を南東側に向かう。
→そして町を抜けると、このような光景になる。向こう側はもうすぐ海の予感が。いよいよ最南端の海が近い。しかし、道はどんどん曲がっていきあさっての方向に行ってしまうのではとヒヤヒヤ。結構いいかげんな地図で道を迷うのだ。場所を聞こうと思っても人がいない。 まあ、それでも東西4km、南北2kmの島だから、そして向かうは最南端の碑。答えは簡単。「太陽に向かって進め!!」である。


←走っていて気がついた。ここの土は白く、所々に亀裂があり、とても肥沃とはいえない。島の名前どおりサンゴの島なのである。そしてこのサンゴの土地でも育つのがこの島の特産「さとうきび」なのである。

 さてさて、「さとうきび」はどうやって刈り取るのだろうか??ここの人だったら当たり前かもしれないが、自分たちは知らない。疑問に思ったらすぐ行動。と、いうことでしっかりと確認。

▲道はどんどん曲がってゆく

■さとうきびの収穫風景


さとうきびの刈り取り風景。さとうきびも稲や麦用コンバインのように刈り取りが行われていた。背の高いさとうきびもこの写真の通り、数十センチの長さで切りそろえられる。

この後、島の北西にある工場で波照間産の黒糖が作られるのだ。

▲島の風車・風力発電だ。
 
【石垣島より船で】 【波照間島の風景】 【最南端へ】 【おまけの地図】 【TOPに戻る】
 Copyright© 2001-2006 AtlasTown All rights reserved. 写真文章の無断使用・複製を禁じます