■特集 熊野古道・馬越峠とみかんジュースとたま駅長と…
 
 
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■御坊駅から

 定刻どおり御坊駅に到着。御坊駅からは紀州鉄道線に乗って2.7kmで終点西御坊まで。私鉄としては一番短い路線だそうで8分程度の乗車になる。

 この車両、ボディーの長さの割りにどうも短い貨車と同じ2軸のようで、挙動が面白い。ゆるやかなカーブでさえも、力をかけなければ止まってしまいそうで無理に曲げているような動きをする。線路の繋ぎ目の所で電車特有のリズムのカタンコトンといった音ではなく、カッ…タッといった音になる。不思議な感じだ。
 紀州鉄道は、紀州鉄道株式会社所有の鉄道線で、普通鉄道としては、最短の御坊〜西御坊の2.7Kmを結んでいます。御坊駅を出ると大きく左にカーブし畑の中や民家のすぐ脇を抜け約8分で終点の西御坊駅に到着します。
 元々は、御坊〜日高川を結んでいましたが、西御坊〜日高川間が平成元年に廃止となってしまいました。昔は、チップを生産する製材会社からの貨物輸送で賑わっていたとか、現在も廃線跡には、線路や遮断機が残っており、なんと日高川駅のホームも残っております。線路内は、立ち入り禁止となっておりますが実際は、近所の人が近道に使っていたり、子供の遊び場となっております。
 使用車両は、キテツ1型というレールバスでもとは、北条鉄道から譲り受けたフラワ1985型です。同タイプの車両も今となっては珍しいのですが、さらに珍しいのがキハ600型。もとは大分交通の車両でしたが、同線が廃線となった際に譲り受けたもので、603と604が在籍しております。うち、603は、週末や祭日に運転しており、604は、紀伊御坊駅構内に留置されております。 (やなせ)
■西御坊駅周辺

  TVアニメ「AIR」の1シーンになった場所がこの西御坊周辺。左側写真のすぐ奥側、廃線区間にその場所がある。西御坊の駅を進行方向に降りた狭い出口の先の橋の場所、右側写真のほぼ真後ろがその1つ。

 これより下、右側3点の絵は、AIRより、該当のシーンを見て※1はほよよんが、※2はやなせが描いています。見て描いているので、パースや微妙な雰囲気が本来の映像とは違います。DVD該当シーンの実際の位置も兼記しましたので、お持ちの方は探してみてください。
■AIR Disc3 45:38 第6話「ほし〜star〜」より。(※1)

写真の場所はこのあたり

 こちら(左)がその写真。絵は不要な部分を削ったり広く見せたりして構図を整えるものですが、典型的なものですね。

 鉄道の橋桁・橋が取り払われるものの、川向こうの木、道路のガードレール、橋の脇のパイプ、線路、線路脇の空き地(駐車場?)の雰囲気が類似。川向こうにパイロンまで見てとれます。
■AIR Disc1 13:04 第1話「かぜ〜breeze〜」より。(※2)


 この道をもう少し先に歩くと電柱に「津波に注意」と書かれた看板が見えてきます。この看板も話の中に登場していました。周りの色は違っていますが、文字が同じ、波のデザインも類似しています。


 河口まで出れば、この他のシーンに出ていた場所を見られるとの話も聞くものの、時間が迫っている我々はここでUターン。西御坊の駅まで戻り、電車を待ちます。
■AIR Disc3 36:29 第6話「ほし〜star〜」より。(※1)

 最後に、こちらのシーンは足元に落ちているおもちゃのカラーリングが同じ。

 おもちゃとして登場させる方法もなかなか面白いですね。


 写真は、紀伊御坊駅構内に留め置かれた車両で、復路の車内から撮影したもの。土日祝日になると、これと同型の車両が運転されるそうです。
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