特集 日帰りで行く最東端 納沙布岬
■納沙布岬
 大きな通りからそのまま入ると納沙布岬の標柱があります。まずは海に面したここで記念撮影。この場所に立つと東の端に来たという実感が味わえます。この写真を撮っていたときにもひっきりなしに写真を撮る方が来られます。

 最東端ですから、日本で一番早く朝日が見られる場所ですね。でも実際の東端はこの写真の奥に見える灯台の向こう。ちょっと離れた所が納沙布岬の先端です。この灯台へは車でも行ける場所です。さっそく行ってみると、

 この灯台が日本の陸地最東端の灯台。実は最東端の灯台と書こうと思った矢先、このすぐ向こうに「浮標灯台」の地図記号を見つけてしまったため最東端と書けなくなってしまいました(汗)。
 それほど高くない位置にある灯台ですが、他のと比べてもずんぐりむっくりしているのを感じます。霧の日になると大きな音で霧笛の鳴ることもあるので、そのような日はなるべく近づかないようにと書いてありました。
 実はこの灯台、北海道で最初の灯台なんだそうです。現在の灯台はその後、昭和5年に改築されたものですが、そのレンズはその当時のものを使っているそうです。また、9月の第一日曜日(カニ祭り)の時などには開放され、この中を見学できるのだとか。

 この灯台が出来たのは、明治三年アメリカへ渡る船のために開拓使判官の松本十郎が難破船の帆柱を利用して建てられたのが始まりで、翌年工部省の山尾庸三と英国人設計士アール・Hブラントンが納沙布に出向き設計・指導のもと明治五年には木造六角形高さ13メートルの灯台が完成。今では電気で点灯する灯台もこの頃はアセチレンガスで光を発していたそうです。
 でも、最東端に鎮座していたこの難破船とは違うと思いますが…。このとき最東端にあったのは灯台ではなく、ナント難破船。


 ▼そしてその向こうには島が見えます。白い旗の向こう、岬の沖合い7km先にあるこれが水晶島。北方領土で問題となっている場所です。こう見ると近いですね。でももっとも近い島は僅か3.7km先の貝殻島だとか。ロシアと領土問題になっている場所が日本の最西端でも最北端でもなく、日本最東端のまた東側にあるんですよ。狐につままれた感じさえします。

さて、もう時間がありません。目指す場所を見た私たちはそろそろ帰りの準備をはじめなければなりません。

 
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