特集 最北端の町稚内
最北端周辺…

最北端の周辺の観光は宗谷丘陵だろう。この場所からは遠く樺太が見渡せ、戦争と関連の深い碑や、かつて大韓航空機撃墜事件の場所となったことを示す祈りの塔、それにゲストハウスアルメリアがある。
 この他に宗谷港にはこれから楽しみな『てっぺんドーム』も。
 
■宗谷港から最北端を望む

▲最北端の周辺には食堂やおみやげ物屋が数件ある

▲宗谷岬のすぐ西ではドームの工事が行われていた
 先日どんぶりさんが掲示板で白黒けじめを付けたいと言っていた品。最北端のお店は数件ある。周辺に観光地も多く、団体での来場者も期待できるからだろう。しかもしっかり最北端をうたっている。お店の前の道は東西に通っているため、どれがホントというより『元祖と本家』のノリ。詳しい事は数日前同じ場所へ行ったどんぶりさんの、うらやましくなるような旅行記をご参照ください。どんぶりさんの旅行記はそれはいい天気で、見ているほうも嬉しくなってきます。
 また、宗谷岬のすぐ西・宗谷港では港を雪から守る『ドーム型のシェード』 が作られる予定だそうだ。ドーム型のシェードと言えば稚内港でおなじみのあの防波堤ドームを想像するが、完成予想図からは四角っぽいドームのようだ。こちらの名前は『てっぺんドーム』。出来上がればドームとして最北端の位置になる。

 この地図は真北が上。最北端の碑は、この地図の左上の黒点の位置にある。そして『てっぺんドーム』は赤い三角印の位置から右に入った道の突端。一番右側に延びた道よりさらに先に作られる。地図から見て分かる通り、てっぺんドームが最北端になる事は無く、てっぺんドームから最北端を望めるのだ。
 てっぺんドームは2階建て。屋根は展望台になる予定なので、これからこの場所にまた新たな景勝地が出来るでしょう。
  行ってみた所、今はまだ工事中で立ち入り禁止になっていた。 ドームを造る一番の目的は北風と雪から港を守るため。一緒に景勝地となる事を考えている。この港は漁業の港だが、それだけのためでなく、周辺の観光開発を忘れない。考えた方はなかなかのアイディアマンだ。

▲今はまだ工事中

▲てっぺんドームが出来上がれば西側の海から最北端を望める
 今の宗谷港の端からでもなんとか最北端の碑が見える。写真陸地部分の端、三角のオブジェが最北端の碑。ドームが出来上がればもっとよく見えるかもしれない。数年後を期待したいところだ。
 
■宗谷丘陵
■祈りの塔

 1983(昭和59)年9月1日に起きた大韓航空機撃墜事件の遭難者の慰霊と世界の平和を願って建てられた塔。当時ジョンFケネディー空港からソウルに向かうKAL007便がサハリンの近海に墜落。日本人犠牲者を含む乗員乗客269人が死亡している事件だ。当時のアメリカ-ソ連は冷戦の時代で、ソ連への領空侵犯による撃墜といわれている。

 それから20年経った2003年9月1日の夜、つまりほんの少し前に引き取り手のない遺品・衣類など371点を「天国に戻してあげよう」と近く稚内市の声問海岸で野焼きしている。こんな事を聞くと、この事件はまだ終結していないのだと改めて感じる。

 この塔の周辺にはアルメリアというピンク色の花が咲いている。この花は「このような事件が二度と起きないように」の願いのもと植えられている(下)。花言葉は「世界平和」だそうだ。
 
■ゲストハウスアルメリア

 そんなアルメリアの花の奥には、風車風の建物がある。宗谷の丘陵にとてもよく生える。中は展望休憩施設。晴れた日には宗谷海峡・サハリンが丘陵越しに見えるらしい。中は稚内牛を食べられるレストランやおみやげ物やの複合スペースがある。
 今回は天候上サハリンを望むこともできず、時間的余裕もなかったので、残念ながらこちらには寄っていない。
 
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