馬路村特集 高知県安芸郡馬路村
 
 四国の南側、高知県の東側にあたる傾斜地の村「馬路村」そして、この地を流れる安田川はとても綺麗で、あゆ釣りでも有名な場所です。
自然豊かなこの馬路村は、香りの高い「ゆず」の生産地。いろいろな場所で木の香りや、ゆずの香りを楽しむことができます。

 今回の特集、神奈川で見つけたゆずの香りの珍しく美味しい飲み物、その生産地を追って、なんと四国まで旅をすることになりました。
 
■杉の芳香も素晴らしい木工の産地
 広く傾斜地の多いこの馬路村は、太陽が降り注ぐ四国の中でも多雨で、全体の96%が森林という全国でも数少ない広大な森林を持つ村です。このすばらしい自然環境のため、杉の工芸でもとても有名な場所です。
 それは、朝廷奉納や、幕府献用として、手厚く保護されるなど、古くから土佐を代表する銘木として有名で、中でも魚梁瀬(やなせ)千本山の杉林は数少ない日本の天然林。秋田、吉野と並ぶ日本三大美林のひとつ、「21世紀に残したい日本の自然100選」にも載り、それは大切に保護されています。
 そのため、ヤナセ杉を使った木工芸は盛んで、他にはなかなか見ることの出来ない味わい深い作品をこの地で見ることが出来るのです。
 この馬路村を見つけたのはホントに偶然でした。神奈川県にある銭洗弁天脇のちいさなお店。 梅雨の蒸し暑い中、そんな店で買った一本のジュース。それが、この旅のきっかけだったのです。
【旅の始まり】
 

■ゆずの香りが村を支える
 そんな馬路村、昭和38年に柚子栽培を始めて以来、加工用柚子酢の生産が中心の柚子作りにこだわり、商品開発や市場開拓を続けたことにより、『馬路村のゆず』の名前が広がってきたのだとか。
 秋になると農家の生産した柚子玉が農協加工場に入り、ジュースやポン酢などになります。それは実においしい。この産業のおかげで、他の村では過疎化が叫ばれているなか、この緑の多い馬路村には若い人がなかなか多いといいます。

 
■自然と共存する
 日本になかなか見られなくなった、馬路村ではあたりまえのこの自然を残すため、面白い取り組みも行っていました。
 山が多いこの地、出来たての美味しい水を飲み、木の家で生活。あたりまえのような森ですが、この森を保全するためいろいろな事を行っているようです。森や木々の手入れ、川を綺麗にするだけでなく、森からのメッセージや暮らしの様子をメッセージとして届けてくれたりなんて、ちょっと洒落た感覚で、村の人だけでなくそれを一緒に守りたいと思う遠い他都道府県の沢山の人も協力できるような企画もあります。
 遠くて行けない人も、ふっと一息その雰囲気になれるのが、この馬路村の面白さでもあります。
 
【エントランス】 【不便だからこそいいのかもしれない】 【アユと言えば安田川】 【見つけた!!ごっくん工場】 
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