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最東端の街、納沙布。観光として行ける場所である。領土問題のためこの先は観光では無理。旅としての最東端はこの場所になる。念のため、観光では行けない最東端を考えると国後択捉と考えがちだが、実はずっと南にある東京都小笠原村に属する「南鳥島」がそれである。島の名前から南端を想像しがちだが実は東端。緯度は石垣島とほぼ同じだ。気象観測所と飛行場を持つが、今は海上自衛隊と海上保安庁のための島であり、観光とは無縁だ。
■釧路空港から…
さて、話を戻して、日帰りで行く端も今回で四回目。最東端となる納沙布岬へ行くには「中標津空港」か「釧路空港」から北海道に入ります。距離としては中標津空港のほうが若干有利ですが、日帰りでの当日滞在時間と東京羽田空港からのアクセスを考えると、今回は釧路空港からの旅となります。
釧路空港からはJR「根室本線」が終点根室まで伸びて便利に使えそうですが、今回の日帰り旅行では残念ながら鉄道と各交通機関との時間が合わず断念。また、レンタカーでは都市部を通る道に渋滞の可能性があり、納沙布岬から釧路空港までの帰路夕方およそ170kmの予定時間を確実に組むことができないため、往路をレンタカー、帰路をJRで行くことになりました。よって、前もって釧路空港から根室駅へのレンタカーを乗り捨てで契約してあります。
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この他にもバスといった選択肢がありますが、日帰りではどうやっても時間調整ができず、結果右のような日程となりました。レンタカーは釧路空港から納沙布岬を通り、根室までおよそ200kmを進みます。
この予定を組んでから各予約にあたります。航空機の格安ですがこの頃ではめっきり取る事が難しくなったバーゲンフェアを使わず、今回は確実なバースデー割引(\12,300定額)を使用しました。これは4人までの団体の中に一人該当する範囲の誕生日の人が乗ればいいといったものです。遠い場所に行くほど割安感がありますね。友達はいっぱい持っておくべきです。(^m^)しかも月違いならばなおさら!! |
発時刻 |
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着時刻 |
5:40 |
大網 |
→高速バス |
7:25 |
東京(羽田) |
7:55 |
東京(羽田) |
→JAL1141 |
9:30 |
釧路空港 |
10:00 |
釧路空港 |
→レンタカー |
12:30 |
花咲岬 |
13:00 |
花咲岬 |
→レンタカー |
14:00 |
納沙布岬(最東端) |
14:30 |
納沙布岬(最東端) |
→レンタカー |
15:40 |
根室駅 |
15:50 |
根室駅 |
→JR |
18:05 |
釧路駅 |
18:10 |
釧路駅 |
→タクシー(\5,000+) |
18:40 |
釧路空港 |
19:25 |
釧路空港 |
→JAL1148 |
21:05 |
東京(羽田) |
21:45 |
東京(羽田) |
→高速バス |
23:15 |
大網 |
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さて、ここでまず伝えておかなければならない事があります。これから説明する行程は一箇所5分程度の滞在時間のみ、そして食事なし(コンビに車内食)といったとんでもないスケジュールで行動しています。皆さんが実際に旅行される場合はこの行程の一部を抜粋するか、2日分の日程を組んで計画して頂くほうがいいと思われます。あまりこのような無理なスケジュールはお勧めしませんので、実際に予定を組まれる方はその点を汲んでどうぞ余裕のある行動をとってください。 |
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さて、旅の始まりは釧路空港です。釧路周辺の町の人の足として使われる空港。当日は雨になりそうな曇り空の東京からここまで来ました。
霧が多いと言われている釧路ですから、多少の雨は覚悟のうち。天気予報では朝方小雨。しかも羽田の掲示板では見事に雨となっていました。
が…、着いてみると見事な青空。気持ちの良いドライブ日和となりそうです。飛行場に着いたら、飛行場内、予約していたレンタカーのブースに立ち寄ります。 |
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■早速予定変更!!
さて、レンタカーを借り、空港から納沙布岬に向けて車を進めますが、予定ではかなりの余裕もある旅です。こんなに天気が良くて気持ちのいい日。しかも似たような方向に釧路湿原があるじゃないですか。釧路の街中を走るより楽しいかもしれません。ならばと、まずは予定外の釧路湿原に向けて車を進めます。今は便利なものでレンタカーにはちょっと調べれば近くに湿原展望台もその近くにあることがわかります。ならば行って見ようということで決めています。まずは「釧路市湿原展望台」へ。 |
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【釧路市湿原展望台】
【釧路湿原から…】 【霧多布湿原】
【花崎岬】 【納沙布岬】
【納沙布岬から】 |